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国会での首相指名選挙を巡り、立憲民主党は8日午前、国民民主党と幹事長会談を行い、野田代表への投票にはこだわらないことを伝えて、野党の統一候補の擁立に向けた連携を呼びかけました。
最新情報をフジテレビ政治部・木村大久記者が中継でお伝えします。
立憲の幹部は「野党をまとめるために最大のカードを切った」と話していますが、国民側は慎重な姿勢を崩していません。
会談は8日午前10時半から国会内で行われ、立憲の安住幹事長は次の臨時国会での首相指名選挙について、野党統一候補の擁立に向けた連携を呼びかけました。
立憲民主党・安住幹事長:
我が党も野田にはこだわりません。玉木さんも皆さんがまとまるのであれば我々としても有力候補と考えます。
国民民主党・榛葉幹事長:
異なった主義主張の政党と打算で、数合わせで首相指名を一緒に行動を取るということは考えてません。
一方、指名選挙を行う国会の召集について、政府・自民党は当初来週15日にも招集する方向でしたが、再来週の前半まで遅らす方向で政府与党が調整していることが複数の関係者への取材で分かりました。
多数派の形成に向けて与野党の駆け引きが続くことになります。
フジテレビ,政治部