ウクライナのアンドリー・イェルマーク大統領府長官は1日、自身のSNSで、日本の岡野国家安全保障局長とテレビ会議を行い、防衛分野を巡る協議を定期開催していくことで合意したと明らかにした。ウクライナのイェルマーク大統領府長官=ロイター
イェルマーク氏によると、日本とウクライナは防衛分野を協議する枠組みを新設し、迅速な情報交換や防衛技術面での連携につなげる考えだ。同氏は「現代戦での経験や効果的な防衛策などをウクライナは提供できる」と述べ、日本と協力を深める意義を強調した。
一方、イェルマーク氏はロシアと北朝鮮の軍事協力にも懸念を示し、「ロシアが北朝鮮に攻撃型無人機の技術を供与し、生産を支援している。ミサイル開発でも協力している」と訴えた。
ロシアはイラン製無人機をベースにした自国産無人機の改良を進めており、大量生産も可能となっている。ウクライナ国防省情報総局のキリロ・ブダノフ局長は6月、露朝が「北朝鮮の無人機生産能力を構築し始めることで合意した」との認識を明らかにしていた。
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https://www.yomiuri.co.jp/world/20250802-OYT1T50058/#google_vignette
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