7月30日にカムチャツカ半島東方沖で起きた地震について、気象庁が詳しく解析した結果、地震の規模を示すマグニチュードを8.7から8.8に更新しました。岩手県の久慈港で観測された津波の高さについても詳しく調べた結果、1.3メートルから1.4メートルに更新しました。
7月30日にロシアのカムチャツカ半島東方沖で起きた地震では太平洋側の各地で津波警報が発表され、津波が押し寄せました。
地震の規模を示すマグニチュードについて、気象庁は当初、アメリカの太平洋津波警報センターのデータをもとにマグニチュード8.0とし、その後、太平洋津波警報センターやUSGS=アメリカ地質調査所など海外の機関からの情報でマグニチュード8.7に引き上げました。
その後、気象庁として詳しく解析を行った結果、8.7から8.8に更新しました。
震源の深さは35キロで、震源や地震活動の領域は1952年に発生したマグニチュード9.0の巨大地震と似ているということです。
また、この地震の10日前からカムチャツカ半島東方沖では地震活動が活発になり、マグニチュード7.5や6.7の地震が起きていて、いずれも、一連の地震活動とみられるとしています。
このほか、地震からおよそ5時間半後、岩手県の久慈港で観測された津波の高さについて、これまで1.3メートルとしていましたが、波形のデータを詳しく調べた結果、1.4メートルに更新しました。
記事元リンク
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250809/k10014889181000.html
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