首相「非核三原則を見直す考えない」 米国と拡大抑止で意思疎通

石破茂首相は6日午前、広島市で開かれた平和記念式典に出席した後の記者会見で「非核三原則を政策上の方針として堅持しており、見直す考え方はない」と述べた。核を含む米国の拡大抑止の強化と「核兵器のない世界」を目指すことは「矛盾することではない」と強調した。

 首相は「私が従来、核共有の文脈で述べてきたことは、非核三原則を堅持した上で、米国の拡大抑止にかかる意思決定のプロセスについて、米国と意思疎通を行うことの重要性だ」と説明。そのうえで「核兵器を持つつもりも全くない。持たず作らず持ち込ませずだ」とした。

 核不拡散条約(NPT)について、核兵器国と非核兵器国が広く参加する「唯一の枠組み」とし、この枠組みのなかで核兵器のない世界を目指す考えを示した。

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https://www.asahi.com/articles/AST8613BYT86UTFK005M.html?ref=tw_asahi

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By boingo

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